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ジョンタイター 第三次世界大戦は本当に起こるのか?予言と真相を徹底解説

ジョンタイター 第三次世界大戦は本当に起こるのか?予言と真相を徹底解説
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ジョンタイターは2000年代初頭に掲示板へ現れた未来人を名乗る人物であり、その正体はいまも謎に包まれている。彼は「ジョンタイターが語った未来人としての正体」や「第三次世界大戦に至るまでの予言シナリオ」を詳細に語り、多くの人々を驚かせた。さらに「予言と現実の違いから見えるもの」や「核戦争で約30億人死亡という衝撃の内容」を提示し、世界の終末を想像させる内容で注目を集めた。

また、ジョンタイターが言及した「IBM5100と2038年問題の関係性」は、実際のコンピュータ史に存在する事実と重なる部分があり、その発言に現実味を与えた。一方で「投稿の裏に隠された仕掛けや作者の正体説」や、日本で広まった「岡山=岡京首都説」のような派生的な都市伝説も数多く存在し、話題は拡大していった。

この記事では、ジョンタイターが残した「第三次世界大戦」の予言と真相に迫りながら、その物語を徹底的に検証していく。


目次

ジョンタイター 第三次世界大戦は本当に起こるのか?

  • ジョンタイターが語った未来人としての正体
  • 第三次世界大戦に至るまでの予言シナリオ
  • 予言と現実の違いから見えるもの

ジョンタイターが語った未来人としての正体

ジョンタイターとは、2000年から2001年にかけてインターネット掲示板に現れた「2036年から来た未来人」を名乗る人物である。彼は「TimeTravel_0」というハンドルネームで登場し、のちに「John Titor」と名乗った。自らをアメリカ陸軍に所属する兵士だと説明し、任務は1975年製のコンピュータ「IBM5100」を入手することだと語った。この古い機械が未来で発生する「2038年問題」を解決するために必要であると主張したのである。

タイターの書き込みは単なる与太話ではなく、タイムマシンの構造図や専門用語を伴っていた。そのため当時の一部ネットユーザーは本物ではないかと注目した。さらに、彼は「自分の未来は多世界解釈に基づくものであり、ここで語る未来は“確定した未来”ではなく“世界線の一つに過ぎない”」と説明した。この論理により、予言が外れた場合も「別の世界線では起きている」と言い逃れが可能であった。

未来人という存在は人々を惹きつける。タイターの正体は不明のままだが、彼の物語はインターネット文化の中で伝説的存在となった。


第三次世界大戦に至るまでの予言シナリオ

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ジョンタイターが最も強調したのは未来の戦争に関する予言であった。彼の語った筋書きによれば、2004年の大統領選を契機にアメリカ国内の対立が激化し、2005年から秩序をめぐる争いが始まる。そして2008年には内戦が全国規模に拡大し、国が二つに分裂するほどの混乱に陥ると語られた。

その延長線上で、2015年には「N Day」と呼ばれる短期の核戦争が勃発すると予言した。主要都市ワシントンD.C.やフロリダ州ジャクソンビルは核攻撃により壊滅し、アメリカの新首都はネブラスカ州オマハに置かれると主張した。さらに、この戦争によって「世界人口の約30億人が死亡する」と断言した。

核戦争後の世界では、生活は小規模な共同体を中心に再編され、人々は農業を基盤とした暮らしへと回帰するとも描かれた。このディストピア的なシナリオは冷戦時代の恐怖を引き継ぎ、2000年代初頭のネット社会に大きな衝撃を与えた。


予言と現実の違いから見えるもの

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しかし、現実の歴史はタイターの予言とは大きく異なる。2005年にアメリカで大規模な内戦が起きることはなく、2008年も核戦争には発展しなかった。当然2015年の「N Day」も存在しない。つまり、タイターの予言は完全に外れたのである。

だが、重要なのは「なぜ人々が惹きつけられたのか」という点である。2000年代初頭は2000年問題(Y2K)の不安が残り、同時多発テロや政治的緊張が社会に影を落としていた。こうした不安定な空気の中で、破滅的な未来を描くタイターの言葉は妙なリアリティを帯び、人々の想像力を刺激した。

また、彼が持ち出した「多世界解釈」は、予言が外れたことを矛盾ではなく「別の世界線の出来事」と位置づける仕組みとなった。結果として、ジョンタイターの物語は信じるかどうかを超えて都市伝説として語り継がれることになったのである。

ジョンタイターの予言についてはこちらの記事で詳しく解説している


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ジョンタイター 第三次世界大戦の予言と真相を徹底解説

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  • 核戦争で約30億人死亡という衝撃の内容
  • IBM5100と2038年問題の関係性
  • 投稿の裏に隠された仕掛けや作者の正体説
  • 日本にまつわる岡山=岡京首都説の真相

核戦争で約30億人死亡という衝撃の内容

ジョンタイターの予言の中で最も恐ろしいものが「2015年の第三次世界大戦で約30億人が死亡する」という内容である。彼はこれを「N Day」と呼び、短期間の核戦争が世界を壊滅させると語った。主要都市ワシントンD.C.やジャクソンビルが破壊され、新しい首都はオマハになるとまで具体的に言及した。

戦後の世界像は、人口が激減し、共同体ごとの暮らしへ戻るというものであった。これは人類文明が大きく後退する未来像であり、冷戦時代の核戦争イメージと重なって人々の恐怖をあおった。現実には2015年にそのような事態は起きなかったが、「もし本当に起きたら」という想像力を強烈に刺激したことは間違いない。


IBM5100と2038年問題の関係性

ジョンタイターの物語を際立たせたのは、戦争予言だけでなく「任務」としてIBM5100を求めた点である。IBM5100は1975年に発売された小型コンピュータで、大型機のコードを実行できる特殊な互換機能を備えていた。これは専門家以外にはあまり知られていなかったため、タイターが触れたことで信憑性が高まった。

彼の説明では、このIBM5100が2038年に起こるUNIXシステムの「2038年問題」を解決するために不可欠だとされた。確かに2038年問題は現実に存在するが、1990年代からすでに技術者に知られていたものであり、タイターだけが知る秘密ではない。IBM5100と2038年問題を結びつけることでリアリティを増したが、これは巧妙な演出だった可能性が高いと考えられている。


投稿の裏に隠された仕掛けや作者の正体説

タイターの投稿は2001年3月に途絶え、その後本人が再登場することはなかった。しかし、2003年には「John Titor Foundation」という団体が設立され、権利管理を名目に活動を始めた。この団体の運営者がフロリダ州の弁護士ラリー・ヘイバーとその家族に関連していることが判明し、商業的な仕掛けだったのではないかという説が有力となった。

さらに、インターネット文化研究者の中にはジョンタイターを「初期のオルタナティブ・リアリティ・ゲーム(ARG)」とみなす者もいる。つまり、掲示板を舞台にした大規模な物語実験であり、ユーザー参加型の都市伝説だった可能性がある。真相は今も明らかになっていないが、この謎そのものが都市伝説を長く存続させている要因となっている。


日本にまつわる岡山=岡京首都説の真相

ジョンタイターの予言と並んで日本で広まった都市伝説に「2020年、日本が三つに分裂し首都は岡京(岡山)になる」という噂がある。しかし、この記述はジョンタイター本人の投稿には存在せず、後世の創作やデマである可能性が高いと複数の調査で確認されている。特に震災以降に拡散したものであり、2000年代初頭の一次資料には見られない。

では、なぜ岡山が首都候補として注目されたのか。その背景には、岡山が地震や津波のリスクが比較的低く、実際に吉備高原が首都移転先として議論された歴史がある。こうした現実的な候補地の存在と、タイターの都市伝説が結びつき、「岡京首都説」という形で広がったと考えられる。

このように、岡山の首都説はタイター本人の予言ではなく、日本独自の解釈と社会的不安が生み出した“派生都市伝説”だといえる。


ジョンタイター 第三次世界大戦は本当に起こるのか?まとめ

  • ジョンタイターが語った未来人としての正体
  • 第三次世界大戦に至るまでの予言シナリオ
  • 予言と現実の違いから見えるもの
  • 核戦争で約30億人死亡という衝撃の内容
  • IBM5100と2038年問題の関係性
  • 投稿の裏に隠された仕掛けや作者の正体説
  • 日本にまつわる岡山=岡京首都説の真相
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